6月2日 また逢う日まで

5月度終了

らぴさんの主力お取引先セレクトショップは市況の低迷にも負けず、意外にご健闘

ていうか、好調なのはらぴ商品だけ(8勝2敗ってところ)でお店全体では売上前年割れってところ多かったかもw

これ必ずしもいいことじゃなくて、店売り全体が悪い中、らぴんちの売上が伸びたら相対的にシェアアップする

最終的にはシェアアップする為に日頃から営業活動してるんだけど、らぴ商品が店売りのシェア30パーを超えると逆に消化率が悪くなるって経験則ある

今まで勢いよく売れてる店はらぴ商品のシェア10〜20パーまでのところが多かった

30パー超えると当然売上トップメーカーになるからお相手先からの要求きつくなるし、一つのメーカーのシェアが極端に増えるとセレクトショップとしての特色なくなって逆につまらない店になりがちだから

要は腹八分目がちょうどいいんだな


表題の件

尾崎紀世彦さんご逝去

らぴのお取引先がファッションショーやった時にゲストとして尾崎紀世彦さん呼んだことあった

尾崎さん数曲歌った後でお客さんにこう言ったよね

「じゃ、歌う?例のアレ」「歌わなきゃダメかな」

会場のお客さんは盛大な拍手

もちろんお客さんは大ヒットした「また逢う日まで」期待してるわけだから「アレ」でわかる

尾崎さんこう言った「でもねお客さん、リハ含めて今日みたいに昼、夜2回歌う日もあってこんなのが30年以上続けてると嫌にもなるんだよ。わかる?」

なんか気が乗らなさそうでらぴは舞台裏でハラハラしたっけ

その後、夜もヒッパレだったかテレビ番組出た時に「尾崎紀世彦さんと言えばまた逢う日まで、ですが」と振られてこう言った

「化け物みたいな歌ですよ。歌が一人歩きしちゃってオレはあとからついて行く、みたいな」

テレビだから気合いが違ってあの時の半ば手抜きの歌い方とは全然違ったけど、「また逢う日まで」はオレとは違う人格、みたいな言い方で淋しそうだった

一生付きまとうイメージ、それを否定したらお呼びがかからない芸能界

いろいろ思うことがあったんだな

天国でご自分の歌いたい歌歌うんだろう

また逢う日まで」の本当の良さそれで再確認出来るかもしれない

心よりご冥福をお祈りします