1月9日 爺やの死

過去、今ぐらいモチベーションが下がってることはなかった

ウツになった時より、というかウツになった時だって仕事に手を抜いた
なんて事なかったし、それは今だってそう

社会人になって最大のピンチかもしれない

やる気ないわけじゃないし、一生懸命やっても結果が出ないだけってことか?
それだけじゃない・・



経済情勢が悪いのは百も承知、もう当たり前すぎて「悪い」って言葉さえ
出なくなってきたお取引先セレクトショップのオーナーとの会話


正月明け、出社直後に北海道へ出張

出張初日に飛行機発着すら危ういような記録的な大暴風雪

道東の初売りセール初日の2日は人すら歩いていない

6時過ぎに電車に乗って札幌についたの夜中だった

昨年廃業された札幌のセレクトショップ、ご主人に続いてご長女まで年末に癌で
ご逝去された



何より堪えたのは出張中に嫁からの「Kさん亡くなった」とのメール
Kさんはらぴの育ての親、爺やだった

らぴの両親は商売始めた直後に、らぴと弟を年子で生んだ
商売が多忙で子育てできないから近くに住む親族でもないKさん夫婦に
日中預けられて、らぴには育ての親で爺や婆やだった

らぴんち、従業員以外にお手伝いさんもいたから当時はかなり変わった家だった
と言える



前にブログに書いた親父の外国の旅行先での事故死の時も駆けつけたKさんに
「留守中、弟や妹たちお願いします」って言って飛び立ったくらいらぴにとっては
信頼できる方だった

自分の子供のように育ててもらったからもうショックで言葉もない

もう電車の中でしばらく頭が真っ白になって何も考えられなくなった


らぴが小学生の時、正門前で売ってたひよこ、つい買ったら育って
ニワトリになっちゃってニワトリ小屋作ってもらったな

年下の奥さんが先に亡くなってお通夜の時にオレ、号泣したっけ

優しいご夫婦だった

もう85才くらいかな

天寿を全うされたのかも知れないけどもっと長生きしてほしかった

Kさんほんとに長い間ありがとう


オレもうちょっと頑張ってみるよ