9月9日 もう走れません

14時間労働

朝9時から夜7時まで商談で10時間しゃべりっぱなし

昼飯食べたの夜の9時で夕飯食べたの深夜

昼飯どころかトイレにも行ってなかったな

ま、こんなのは展示会中は毎度のこと


来週にかけての来春物展示会

今週の第1弾はほぼ二桁アップのご注文頂いたけど
心の中で精神的なダメージを最後まで引きずっていた

オレの接客はいつも全店に全力投球じゃない

セレクトショップのお取引先が10あったらその70パーのお取引先で
ご注文をとってあとの3割は「流してる」カンジ

その3割は売り上げ不振に苦しんでるか、品揃えを変えてる最中か、
経営者がご高齢で商売継続を断念しようとしてるか理由は様々で


1,2年お休み頂いて仕入れ意欲わいて元気になったら戦線復帰して
頂くようなあんばい


セレクトショップお相手の営業のひとつの目安は年間1000万の
商品売込みが出来るかどうか


5年前はその主力取引先が3店しかなかったところを今は7店に増やしてる

来年はさらに増えて8店か9店になりそう、って思ってた矢先に今の7本柱の
ひとつがまさかの年内廃業

こんなのはここ1,2年毎年のようにあって廃業した店の店長の独立開業を
助けたり、らぴ商品を売って頂いた店長を別のライバル店に就職お世話したり

アパレルの営業っていうより、コンサルタントか就職斡旋業に近い仕事

まあ2週間にわたる地方出張もひとつは廃業した取引先の店長をどこに
お世話するかだったんだけど、肝心の店長が廃業の話があまりに急で
心の整理が出来ていない


時間をかけてお話していくしかないんだけど、問題は廃業された店の数字の穴埋め

思いのほかそれが大変で、前述した「遊ばせていた3割」の店に
売り込むしかなかった


「こんな販売力のない店にこんなに売り込んでいいのか」

その思いが展示会終わった今でも尾を引いている


担当間もない日本海側エリアが成績絶好調で、人口から言えば
正直ありえない売上水準になり始めている

あと数年で東日本エリアの都道県の中で単独トップになろうかってレベル


それが無理を生むなら本末転倒

っていうか、もうらぴ個人の数字はエリア的に限界かもしれない


すこし前に日経の君原さんの「私の履歴書」に東京オリンピックで銅メダル取った
円谷幸吉さんの事が紹介されてた

次のメキシコオリンピックを前に怪我で走れなくなって
「幸吉はもう走れません」って残して自ら命を絶った

ぶっそうな話だけどアパレル営業として走れなくなったらどうしようかな

自分が思ってるより早いのかもしれない、って薄々感じてる

それはもう確信に近い


正直、ギリギリ


オレブログの読者さん、同業者やそうじゃない方たちから
「らぴさん飲もうよ」ってオファーあるんだけど
多分、お相手しばらく無理です