9月2日 戦場へ

先週は日本海側、今週は北海道へ出張

明日からの来春物展示会に備えて駆け足で主力先セレクトショップ訪問

らぴさん、相変わらず自社商品の売り込みなんてほとんどしない

ま、ときたま「これ売れますよ」なんてご説明して相手バイヤーから「30℃超えてるのにまだこんなの暑いでしょう」って言われた矢先にご来店なったお客様を接客してその商品売っちゃったりして、らぴさん「神」扱いは相変わらず

単に去年の今頃、ライバルメーカーのポンチョもどきがやたら売れてたの覚えてただけのこと

仕事のテンションの低さはもう不治の病なんじゃないかって思うくらいでw

出張先でいろんな話したな

人柄だけで攻めるルーズな営業Aが「らぴさん、今度中途で入社してくるBってデキる男ですよ」

そのB、月に30万しか売らない店に商品400万突っ込んで売上予算達成しないのは「取引先セレクトショップが売らない、売れない」せいにしてる

営業、ってだけじゃなしに人には二通りのタイプしかないような気がする

悪いのは「他人のせい」か、「自分が足りない」って思うか

らぴがまだ中学生の頃だったか実家の電気屋に担当だったナショナルの営業マンが夜中に飛び込んできてオヤジの前で「もう二度としません」って土下座したこと

オヤジの知らないあいだに家電製品、架空発注して商品代金が銀行口座自動引き落としだったから実家、あやうく不渡り→倒産しかかった

オレ、「大学出てるのに土下座かよ」って営業なんて下の下がやる職業って思ったね

その「なりたくなかった」営業職で就職決まった大学4年の暮れ、オヤジが外国で墜落死して2週間かかって遺体引き取って帰ってきた通夜、遺影の前で「オヤジさん好きだったのに」って号泣したシャープの営業マン

営業マン、こうあるべしって思った

オヤジさんってもまだ49だったからその営業、30代だったのかな

「商品の前に自分を売り込め」なんて営業のマニュアル本に書いてあることなんてどれだけ薄っぺらい言葉なのか

「らぴさん、入社4年目の私は何をしたらいいですか?」


あれを見よ深山の桜

人知れず咲きにけり

真心尽くせ

人知らずとも

Uさん、その答えはこれです

上しか見ないリーマン根性したオッサンには死んでもわからない言葉かな

明日からまた14時間労働がはじまります