3月26日 私の時計

予想はしてたけどデパート、セレクトショップの震災後の店頭売上は壊滅的

ヤングゾーンはここ数日持ち直してきたとは言え主力の婦人服は前年の3掛け、4掛けが相場

原発計画停電の問題もあってデパート側から俺たちアパレルに「無理な顧客への来店促進控えるように」ってありがたいご通知

まさに客待ち商売

売場は手持ち無沙汰で販売員ブラブラしてる

衣食足りて礼節を知る

食住足りなきゃ衣まで人の意識は回らないんだね

今一番の問題は地方のセレクトショップの急激な売上ダウンに伴う資金繰りの苦しさ

震災前と比べて売上80パーダウンなんてなったら家賃すら払えない

案の定、みずほの件もあって20日前後のご入金遅れが続出

振り込みが集中する月末支払いどうなるんだろう


来週月曜から震災後の津波で被害のあった函館からスタートして北海道出張へ

地震見舞いは経験あるけど津波見舞いなんて初めてだな


もうセレクトショップのオーナーとは仕事の話なんて出来ないのは覚悟の上


まず今なにが出来るか、なにを助けられるかの確認の出張になるんだろう



〈2時46分に止まってしまった私の時計に、
時間を与えようと思う。
明けない夜は無い。〉

福島市

和合亮一「詩の礫」ツイッターから


たとえ何年かかろうと

時計は回さなくてはならない

自分たちの意志で