11月8日 未来

今日、土曜日は休み。でもオレ当然自主出勤。
タダ働き?そんな事、言ってる場合じゃない。そういうこと考えるのは時給いくらのアルバイトの意識と一緒。

朝から次々と入る悪い情報。それも年間3億とか5億販売する東京を代表するセレクトショップから…
ある店10月の売上が去年2000万、今年はその75%ww
って事は500万ダウンってこと。
1、2ヶ月じゃ取り戻せない落ち込み幅。

ずっと前からいつか来ると思っていた事がある。
それはこの業界に関わるすべての人間が感づいていたはず。
オレの実家は都内でも有名な家電販売店だった。
長男のオレが家を継がなかったこともあって実質廃業に。
でもオレがやったとして今、電気店っていう業態が存続してただろうか。大手の安売り家電大型店にかなうわけがない。

酒屋、魚屋、本屋、メガネ屋、八百屋、肉屋、駄菓子屋…
近所のおばちゃん達や子供達が集まる場所がなくなってきた。
次は我が路面のブティックか…

そして百貨店さえも。
北海道なら北見、釧路、小樽、苫小牧は百貨店はなくなった
D百貨店のトップの言葉を借りるまでもなく人口100万以上じゃないと百貨店業態は存続無理。
それなら札幌しか残らないじゃないか。
そうなると帯広、旭川の2つのうち1つ。函館は3つのうち1百貨店は閉店したけどあと1つは苦しい。

オレたちの世代の責務は自分たちが生き残るというより後輩たちがこの会社に定年まで残れるシステムを作ることなのかもしれない。